日頃から使用している「Logicool MX KEYS」のテンキーレスが発売されたと聞いた時から、ずっと買うか迷っていました。MX KEYSはパンタグラフキーボードでありながら、しっかりとした打鍵感があり、とても人気のあるキーボードです。
私はどちらかと言えば、テンキーレス派なので、MX KEYS購入時からテンキーレスはないのか探していたくらいでした。ついに待望のテンキーレスを購入したので、使い心地についてレビューします。
※テンキーありモデル「Logicool MX KEYS」のレビューはこちらから!
Logicool MX KEYS mini
デザイン
これまで一環としてグラファイトカラーを購入してきたのですが、初めてペイルグレーを選びました。以前、購入したMX Anywhere 3のペイルグレーと合わせて使うためです。
シルバーのベースにホワイトのキーキャップを採用されています。Logicoolでは割とよくあるカラーバリエーションです。私が持っている「Logicool K835 TKL」と同じ組み合わせですね。
裏側はMX KEYSと同じで高さ調整は行えません。キーボードはちょうどいい傾きになっていて、かなり使いやすいと感じます。
ただ、普段からメカニカルキーボードで急傾斜にしている方は、角度が緩く使いにくと感じるかもしれません。
キーボード右上にUSB Type-C充電端子と電源スイッチがあります。充電用のUSBケーブルがType-Cに統一できるので便利ですね。
スペック
MX KEYSとMX KEYS miniの違い
MX KEYSとMX KEYS miniの違いは、テンキー有無のサイズ差しかありません。MX KEYS miniはテンキーレスなので、多少なりキー配列は特殊です。
テンキーレスの配列に慣れている方は特に違和感を感じないと思います。1つ気になったのは、fnキーF1,F2,F3に割り当てられたマルチペアリング切替です。
fnキーを多用する私にとって、余計な機能をfnキーに割り当てて欲しくありません。対応として、「fn」+「esc」を同時押しすると、メディアキーとfnキーを逆転できます。
MX Anywhere 3と合わせて使いたい
MX KEYS miniをフル活用するなら、マウスもMXシリーズを使うことをおすすめします。理由は、共にマルチペアリングに対応していることで、PC間への移動をシームレスに移動できる「FLOW機能」を使えます。
FLOW機能は複数のPCを使い分けているユーザーにとって非常に便利な機能で、異なるOS間にも適応することが可能です。また、マウスやキーボードの共有だけでなく、ファイルデータをドライブを使わずに移動させることができます。
Logicool Anywhere 3もレビューを書いていますので、詳しくは下記をご覧ください。
3台のマルチペアリングに対応
LogicoolのMXシリーズといえば、異なるOSにもペアリングができます。MX KEYS miniはテンキー有りのMX KEYSと同じく3台までペアリング可能です。
私はフルサイズのMX KEYSを、下記のようにペアリングしています。
- ペアリング1:私物のMacBook Air
- ペアリング2:私物のiPad Pro 11
- ペアリング3:会社支給のThinkPad X13
このようにペアリングすることで、いちいち会社PCを使うときにキーボードを変えずにすみます。
在宅と在社を使い分けている人には、特におすすめの機能です。
Logi Bolt USBレシーバーに対応
これまでLogicoolデバイスはUnifyingという独自の通信技術を使っていましたが、Logi Boltという新ワイヤレス通信技術に変わりました。
これまでのUnifying対応デバイスはUSBレシーバーが付属していたのですが、Logi Boltに変わったタイミングでUSBレシーバーが別売りになりました。
Logi Boltは定価で1,200円ほどするので、別売りになると結構いたい出費です。おそらくLogicool側もUnifying時代からUSBレシーバーを別売りにしたかったけど、途中からは変えにくいので、この機会に変えたのだと思います。
まとめ
MX KEYS miniは薄型のキーボードでありながら、しっかりとした打鍵感があります。また、コンパクトながらも、必要な機能を兼ね備えた名機です。
ブログ執筆用に使っているキーボードはMX KEYS(フルサイズ)ですが、MX KEYS miniは会社に持って行って使うことにします。
テンキーレスのパンタグラフキーボードで13,000円はかなり高いと思いますが、買って損はしないキーボードです。3,000円くらいで買えるキーボードとは質感も全く異なり、かなり高級感があります。
MX KEYSシリーズは使いやすく非常に人気があるので、キーボードを新しく購入しようと考えている方におすすめです。
コメント