【レビュー】耳が痛くならないオープンイヤー型イヤホン「TRUEFREE O1」を使ってみた

オープンイヤー型イヤホンは長い時間使用していると耳が痛くなるカナル型イヤホンと違い、耳が塞がれていないので痛くなりにくく長時間使えます。

また、カナル型イヤホンに比べて遮音性が高くないので、オープンイヤー型イヤホンは高音質のイヤホンではありません。

普通音質で長時間使用したい人に向いているのが、オープンイヤー型イヤホンです。

今回はオープンイヤー型イヤホンの「TRUEFREE O1」を紹介します。

TRUEFREE O1の詳細

デザイン

TRUEFREE O1を開封します。

イヤホン本体、取説、充電用のUSBケーブル(A to C)です。

取説は日本語対応してます。

本体ケースはグレーのプラスチック材質で、表面はスベスベで手触りがいいです。

イヤホンをケースに収納するときは、イヤホンの耳掛け部分を折りたたまずに、そのまま収納します。収納が楽な反面、ケースが大きくなることがデメリットです。

人の耳と同じ形をしているので、耳へのフィット感はとても良いです。耳にかける部分は柔らかく耳の負担を軽減してくれます。

スペック

• サイズ：9.76 x 7.18 x 3.35 cm
• 重さ：170 g
• 接続方式：Bluetooth 5.3
• 対応コーデック：SBC、AAC
• 連続再生時間：45時間(充電ケース併用時)
• 充電時間：2時間

TRUEFREE O1の特徴

60ms超低遅延のゲームモードを搭載

TRUEFREE O1はゲームモードが搭載されており、音声と映像を正確に同期することができます。ゲーミングモードの遅延時間はわずか60msと短く、一般的なワイヤレスイヤホンの遅延時間に比べて短い時間です。

音ゲーのような音声と映像の遅延が致命的なミスにつながるゲームにとって必須機能だといえます。

耳をふさがないから疲れにくい

TRUEFREE O1は耳を塞がないタイプのイヤホンで、長時間使用しても耳が疲れにくい特徴があります。イヤホン片側の重量は約11gと非常に軽く、装着していることが気にならない重さです。

また、しっかりと耳に固定できる耳掛け式を採用しているため、イヤホンの重さを耳全体に分散してくれます。そのため、日常用途として使うだけでなくスポーツの使用にも適しているワイヤレスイヤホンです。

イヤホンケースをあわせて最大45時間使用できる

TRUEFREE O1は充電ケース併用時に最大45時間の連続再生が行えます。イヤホン単体でも音楽の連続再生時間は10時間と長く、10時間連続で使う機会はあまりないと思われるので、十分なバッテリー持ちです。

さらに充電ケースの充電時間は2時間と早く、知らない間にバッテリー切れになっていたとしても、USB Type-Cで素早く充電できます。

コストパフォーマンスが高い

TRUEFREE O1は約5,000円で購入できる耳掛け式のイヤホンです。AACやSBCに対応しているので、日常使用に十分な音質です。

バッテリ容量も多くデザインもいいため、全体的にコスパが良いイヤホンです。

TRUEFREE O1を使ってみた感想

スポーツ中に使っても耳から外れない

やっぱり耳掛け式はスポーツの使用に向いています。スポーツ中に音楽を聴く人は多いと思いますが、普通のイヤホンだと耳から外れてしまうので、けっこうな注意が必要です。

耳掛け式のイヤホンだとルームランナーを使って走っても、まったく外れそうな感じはありません。ストレスなくスポーツができるので快適です。

耳を塞がないから周囲の音が聞こえる

私は会社から支給されているスマホと接続して使っています。けっこうな頻度で着信があったり、オンライン会議があったりするので、耳にイヤホンを付けっぱなしで仕事をしています。

オンライン会議中に話しかけられることも多くあり、ノイズキャンセラーで周囲音を聞こえなくすることはできません。対面会議とオンライン会議の両方で使用でき非常に便利です。

専用の充電ケースが大きい

充電ケースが大きく持ち運びに適しているとは思えません。バッテリー容量が大きいことはメリットですが、カバンに入れて持ち運ぶとなると少し気になる大きさです。

自宅や仕事場のように決まった場所で使う分には問題ないので、使う場所を絞ったほうが良さそうだと感じました。

まとめ

TRUEFREE O1はオープンイヤー型のイヤホンの中でも価格と性能に優れた良コスパ品です。音質と装着感がよく、長時間使用したい人にも適しています。

ただ、専用ケースが大きいことやタッチ操作性に難点があると感じたので、その２つを許容できるなら、良いオープンイヤー型のイヤホンだと思います。

耳を塞がないイヤホンを探している人は、ぜひ一度使ってみて下さい。