ChromebookのIdeaPad Duetを20年7月に購入しました。
初めはChromebookを試しに使ってみたいという気持ちのみで、ブログ執筆用に購入したわけではありません。IdeaPad DuetはSurfaceのような形状でデザインが良くて、そして¥40,000円という価格だったので衝動買いしただけでした。
それまでは、外出先はiPad Proを使い、家ではMacbook Proを使用してブログを書いていましたが、いつの間にかIdeaPad Duet Chromebookがブログ専用パソコンになっていました。
なぜ私がIdeaPad Duet Chromebookをブログ専用にすることを決めたのか、お話したいと思います。
Chromebookの強みとは
一言でいうと、Chromeブラウザの機能をフル活用することができる。ことだと思っています。Chromeブラウザは拡張機能があり、自由にカスタマイズすることができます。私の周りにもChromeブラウザを使用している人は多いですが、拡張機能を使っている人は少ないと感じます。私自身もChromeブラウザをもとから使っていましたが、拡張機能を使うこともなく、ただ検索速度が早いという理由のみで使用していました。
これはよく言われていますが、電源ボタンONからのOS起動速度がとても早いです。私が使っているIdeaPad DuetはタブレットPCなので、普段はシャットダウンをしていません。スマホと同じように電源ボタンを押して、スリープモードにしています。そのために電源ボタンONからの立ち上がり速度はスマホ並といえます。少しの空き時間でも作業をすることができるので、とても助かっています。
Chromeブラウザを使えばChromebookだけでなく、WindowsやMacでも同じ環境で作業をすることができます。例えば、高解像度の画像編集をするために、高性能なWindowsやMacパソコンを使ったとしても、Googleアカウントで紐付いているためChromeブラウザの設定は同じにでき、Googleドライブにデータを保存すればChromebookで画像編集後のデータを使用することができます。WindowsやMacパソコンで作業をしても環境を同じにできることは、とても便利なことです。
その他として、セキュリティが強固だとかありますが、作業者としてはあまり恩恵を感じることはありません。本当はとても重要なことですが、一々セキュリティを気にしてネットを使用している人は少数だと思います。
IdeaPad Duetを使う理由
10.1インチコンパクトサイズのため、小さなカバンに入れることができ、どこへでも持ち運ぶことができます。カフェや外出時にパッとブログを書けるので、IdeaPad Duetを使うようになりました。
近所のStarbucksで作業をしていますが、本体が小さいので余裕で机に置けます。
外出時に使うPORTERの小さなカバンに、ちょうど収まります。
今まで外出時はiPad Pro11を使用してブログを書いていました。iPad Pro11 (Cellular)+ Magickeyboardの組み合わせで使用していたので、¥150,000円くらいしています。iPad Proは非常に高性能なので、処理速度に一切の不満はなく、App Storeのアプリが充実しているので何でもできます。では何故私がiPad ProからIdeaPad Duetに乗り換えてしまったのか、IdeaPad Duetはタブレットに見えて、中身は完全にパソコンだからです。
Chromeブラウザのみを使うことに限定しては、iPad ProよりIdeaPad Duetのほうが強力です。Chromeブラウザを複数起動させて、画面内に好きなように配置することができます。iPad ProにもSplit Viewがありますが、Chromeアプリを2つ起動させることはできず、Chormeアプリ+ αになります。Chromeで作業が完結するのであれば、IdeaPad Duetのほうが使い易いと感じるはずです。
外出先でiPad Proを使い、家ではMacbookを使用していました。家でiPad Proを使用していない理由ですが、画面が小さいことです。そのため外部モニターに出力させて拡張モニターを使いたくなりますが、iPad Proはミラー出力しかなく、拡張出力はありません。また外部モニターへの最適な画面サイズ出力機能がないことから、外部モニターを使用すると非常に見にくいです。iPad Proを外部モニターで使用する人は少数ではないでしょうか。
そのため家ではMacBookに切り替えて使用しますが、iPad 用アプリとMac用アプリは別々に配信されているので、iPad専用アプリが多々あります。これを使ってしまうとMacで使うことができないという問題が生じます。その一方でIdeaPad Duetは外部モニターに拡張出力が可能です。そのため、家でも外出先でもIdeaPad Duet一つで作業を行うことができます。
IdeaPad Duetのレビューはこちらから
Chromeブラウザのみでブログ作業は完結できる
Chromebookを使ったことがない人が一番気になるのは、Chromeブラウザだけで作業が完結できるのか?色々なアプリを使用する必要はないのかだど思います。
これは私自身がそうでした。
Webブラウザ上で動くアプリをWebアプリと呼びますが、Webアプリがここまで充実していることを知らなかったからです。作業はアプリをパソコンにインストールして使うものだと思っていました。
私が使っているWebアプリを紹介します。これだけあればブログは書けます。
- 下書き文章作成:Dynalist
- 画像編集:Pixlr E
- ブログ作成:WordPress
- メモ:Google Keep
- ファイル保存:Google Drive
- 写真保存:Google Photo
IdeaPad Duetに使っているアクセサリー
IdeaPad Duet単体では快適な環境を構築することはできません。私が使用しているアクセサリーについて紹介します。
画像管理したい場合はGoogleドライブを使用すればいいですが、Googleドライブには容量制限があります。また画像を一々Googleドライブにアップロードしていては、通信量が膨大になってしまいます。そのため作業途中の画像はローカル管理、作業完了の画像はGoogleドライブ管理にしておくべきと思います。Chromebookはローカルドライブ容量が小さいので、別でモバイルドライブを所持しておくと非常に便利になります。
私が使っているのは「SanDisk Extreme Portable SSD 1TB」です。とてもコンパクトで軽く防滴と耐衝撃に加え、USB3.1Gen2を備えているので高速通信ができ、外で使う時に故障を気にせずに使うことができる優れものです。欠点は価格が高いことです。
家ではパソコンを充電しながら、外部モニター出力やモバイルドライブを使用します。IdeaPad DuetはUSB type-cが一つしかないので、USBポートを拡張をしなければ使い勝手が悪いです。PD対応しているUSBハブを購入することをオススメします。
私が使っているUSBハブはPD充電100Wが可能な 6-in-1です。価格が¥3,000円と非常に安価なのでオススメします。
家で使うときはIdeaPad Duetのキーボードやタッチパッドではなく、別付けでキーボードとマウスを用意して、デスクトップパソコンのように使うと快適に作業ができます。
下の写真は、家でブログを書いているときの作業環境です。
IdeaPad Duetでブログを作成し、iPadはブログ作成以外のことを担当しています。
Chromebookはサブ機としてオススメ
確かにChromebookはできる事が限られています。しかしその限られた事であれば、かなりのスペックを持っています。汎用型ではなく、特化型です。
メイン機のパソコンを購入するなら、何でもできるWindowsがいいと思います。サブ機として使いたいパソコンを探しているのなら、価格が安く快適に動作するChromebookという選択肢は有りだと思います。
(Macは完全に趣味の世界です。)
色々なパソコンを買って、散財してきた私の感想でした。
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