OPPOから初のスマートバンド「OPPO Band Style」が発売されました。これまでスマートバンドはXiaomiの「Miスマートバンド」が有名で、私もシリーズ4を買ったことがあります。
Xiaomi「Miスマートバンド」は高品質で安いという素晴らしいバンドですが、シリーズ6になり価格が上がりました。約6,000円払うなら、HUAWEIの「HUAWEI Band 6」が候補に入ります。
そのため、約4,000円の「OPPO Band Style」を購入しようと思いました。
今回は、OPPOから初のスマートバンド「OPPO Band Style」をレビューします。
「OPPO Band Style」の詳細
デザイン
パッケージはシンプルですが、箱自体の作りは丈夫で安っぽさを感じません。
付属マニュアルは2冊あり、両方とも日本語対応しています。
バンドが2種類付属されているスマートバンドを初めて見ました。私はバニラカラーが目的でOPPOを購入しています。
バニラカラーの構成はホワイト・ブラック・ゴールドの3色です。
ディスプレイは有機ELを採用しているので、発色が良く非常に綺麗です。
充電器はよくあるタイプで、USB Type-Aで給電が行えます。
本体
「OPPO Band Style」は本体とバンドを取り外すことができるため、自分の好きなバンドを組み合わせられます。
正面は有機ELディスプレイになっていて、「OPPO」のロゴがあります。
背面に各種センサーが搭載されています。
バンド
バンドは「スタイルストラップ」と「スポーツストラップ」の2種類が付属されています。スタイルストラップにブラックとバニラの2色があるため、今回はバニラカラーを購入しました。
バニラカラーの1番良いところは、差し色にゴールドを使用しているところです。全体がホワイトだけでは味気ないと思いますが、ゴールドが良いアクセントになり引き締まって見えます。
スタイルストラップという名前ですが、バンドはゴム素材なのでスポーツに十分使用できます。汚れたら水洗いしましょう。
もう一つ付属しているスポーツストラップは、ブラックカラーしかなく色を選ぶことができません。
スポーツストラップを使用すると、よくあるスマートバンドです。これだけだと、OPPOを買うことはなかったと思います。
スペック
- サイズ:約40.4mm x 約17.6mm x 約11.95mm
- 重量:約10.3g (本体のみ)
- ディスプレイサイズ:有機EL 1.1インチ
- 解像度:126 x 294 AMOLED
- バッテリー容量:100mAh
- 最大使用時間:12日間
- プロセッサー:Apollo3
- ストレージ:16MB
- センサー:3軸加速度センサー・光学式心拍センサー・光学式SpO2センサー
- 防水性能:5ATM
より詳細はOPPO公式HPを参照して下さい。
「OPPO Band Style」の使用感
予想よりオシャレで驚いた
Amazonの画像を見たときに、バニラカラーに目が止まりました。色々なメーカーのスマートウォッチを持っていますが、ブラックカラー以外は持っていません。
今は夏真っ盛りでブラックはかなり重く感じるので、明るいカラーが欲しいと思っていました。
「OPPO Band Style」のバニラカラーはゴールドを差し色にすることで、とても爽やかで品があります。
最大12日間使用可能なバッテリー
バッテリーが最大12時間使用できるため、毎日の充電は必要ありません。最近のスマートウォッチは睡眠モニター機能などがあり、ほぼ24時間装着している日もあります。
バッテリー持ちが悪いと睡眠モニターがやり辛いなど、常時使用に向いているとは思えません。1週間以上持続できるバッテリーは非常におすすめで、毎日充電のApple Watchよりも気軽に扱えます。
血中酸素レベルを測定できる
わずか4,000円にもかかわらず、血中酸素レベルを測定可能です。私はSpO2を睡眠時自動計測を有効にして使用しており、日々の血中酸素を自動で測定しています。
手動測定も行えますが、自動計測にしておくと測定漏れもなくなり、作業が無くなるため非常に便利です。
欠点はバッテリー消費が早くなることですが、「OPPO Band Style」は長時間駆動バッテリーを搭載しているため問題ありません。
睡眠モニタリング機能で日々の睡眠を記録できる
私は睡眠時もスマートウォッチを装着しています。睡眠モニターで睡眠計測がしたいわけではなく、起床時のアラームを設定しているからです。
正直なところ、目覚まし時計でアラームを鳴らすよりも、腕に振動を与えた方が確実に気づけます。
アラームのついでに睡眠モニターを活用していますが、使ってみるとなかなか良いです。日々の睡眠時間管理をすると、自分の睡眠時間が少ないことがわかります。
アプリが「睡眠時間が短いから、もっと寝ろ!」と注意してくれ、改善したほうがいいところを教えてくれます。
睡眠計測がとても優秀で、かなり正確に測定可能です。稀に一瞬だけ夜起きてしまうことがありますが、しっかりと記録されていて、睡眠の中断回数にカウントされます。
他メーカーのアプリも優秀ですが、OPPOも負けず劣らず優秀だと思いました。個人的な感想ですが、アプリはHUAWEIが使いやすいです。
Appleのアプリも良いと思いますが、Apple Watchはバッテリー消費が早いので常時装着に向きません。
専用アプリ「Hey Tap Health」で詳細設定可能
OPPOの専用アプリ「Hey Tap Health」から色々な設定を行えます。アプリストアで「OPPO」と検索すると、Google Playはすぐに検索上位に出ますが、Apple Appは検索に引っかかりません。
そもそも「Hey Tap Health」というアプリがあっても、OPPOのアプリだと気づかんでしょ・・・
「OPPO Band」と検索してもらえば、GoogleとApple両方とも検索1位になりました。
「Hey Tap Health」のホーム画面です。「ヘルスケア」のタグから自動測定した各種データを閲覧できます。
「OPPO Band Style」の設定は「管理」タグから行えます。「文字盤」はディスプレイデザインを変更でき、「その他」からは詳細設定を変更可能です。
詳細設定はとても簡単なので、取説など見る必要なく感覚で十分でした。UIがしっかりと作り込まれている証拠だと思います。
まとめ
OPPOから初のスマートバンドが発売されて気になったので買いましたが、非常に完成度が高いと言えます。OPPOはスマホの完成度が高いので、特に心配していませんでしたが、Xiaomiよりは低いだろうと思っていました。
私は「Xiaomi Mi Band 6」を持っていないので比較できませんが、約4,000円でここまで完成度が高ければ十分です。
スマートウォッチやスマートバンドはとても便利で、多くの人が「時間確認」と「通知確認」のために使用していると思います。
もちろん私もその一人ですが、スマホのリモート操作やFeliCaなど複数の機能を持たせるようになりました。そのような人には、「OPPO Band Style」は少し物足りないかもしれませんが、「時間確認」と「通知確認」ができれば良いという方には十分な性能だと思います。
安価なスマートバンドを探している人に、とてもおすすめです。
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