Pixel6の予約購入特典でストアクレジットを11,000円もらっていたので、Pixel Stand 第2世代を買いました。
Google純正の高級ワイヤレス充電器の「Pixel Stand」は9,570円します。正直なところ、ワイヤレス充電器に約10,000円はかなり高いと感じるため、クレジットをもらえなかったら買わないと思います。
ストアクレジットで何を買うか悩んでいる人もいると思うので、Pixel Stand 第2世代を購入するときの参考になればと思います。
Pixel Stand 第2世代の詳細
デザイン
全体的にラバー素材で構成されているため、スマホが傷つくような心配はいりません。
特徴的なのは充電部分が湾曲していることです。一般的なワイヤレススタンドの充電部分は平面になっていますが、Pixel Standはカーブしています。
背面にUSB Type-C端子があります。
底面はGoogleロゴと各種規格が書かれています。
同梱物は左から「充電アダプター」「USB Type-Cケーブル」「取扱説明書」です。
充電アダプターは30Wと書かれているので、30Wの急速充電でPixelを充電できる! とは思わないでください。
充電アダプターの性能は30Wですが、Pixelが30Wで充電できるわけではありません。
スペック
■サイズと重量について
- 長さ:82 mm
- 幅:71.6 mm
- 高さ:113.9 mm
- 重量:71 g
■充電について
30Wの充電アダプターが付属されていますが、Pixelシリーズは30W充電できません。下記のように公式から発表されています。
注意して下さい。
Google Nest Hubの代わりに使える
以下のPixelシリーズはPixel Standで充電中にGoogleアシスタントを使用できます。
- Google Pixel 6 Pro
- Google Pixel 6
- Google Pixel 5
- Google Pixel 4
- Google Pixel 3
Googleのスマートスピーカー「Google Nest Hub」と似たような操作が行えるため、簡易的なスマートスピーカーになります。Googleアシスタントに情報を尋ねると、ロックされていないスマートフォンの画面に情報を表示できます。
上の「ロックされていないスマートフォンの画面に情報を表示できます。」がネックになるのですが、充電中は普通操作をしていないため、ロックされているはずです。
ロックされている画面をタップします。
現在のスマートデバイスの状態がわかりますが、指紋認証画面が表示されます。試しに「ライト」をタップして、部屋のライトを消灯させようとしても・・・
指紋認証を求められます。
つまり、いちいち指紋認証でロックを解除しないと、スマートフォンの画面操作ができません。非常に面倒くさい仕様になっており、利便性が高いとは言えないでしょう。
↓Pixel Standの詳細は下記公式から参照下さい。
充電モードは3種類
Pixel Standを使用したPixelシリーズは3種類の充電モードを選択できます。私は「最適化」を使用していますが、ファンの音が気になったことはありません。
Pixel Standに耳を近づけると「サー」という回転音はしますが、少し離れていれば気にならないでしょう。ただし、充電モードを「最大」に変えると、ファン回転音は聞こえます。
ベッドの枕元に置いて使用するときは、「最大」は控えた方がいいと思います。
箱の開け方??
箱の開け方が分からず、「???」となったので補足します。
箱の底面に「↓」とあるので、ここから箱を開封します。
しかし、凹んだ部分を引いても箱が開く気配はありません。箱の構造上を考えると、凹んだ部分を引くのは合っているはずですが、硬くて箱が破れそうです。
凹んだ部分ではなく、隅っこを引くと簡単に開けられます。
箱の開け方に困る人もいると思うので、簡単に説明しました。Google検索で「Pixel Stand 箱 開け方」のキーワードがあるため、私と同じく開け方で困った人もいたのだと思います。
iPhoneの充電も行える
Pixel StandはQi対応デバイスの充電ができます。iPhoneだけでなくワイヤレスイヤホンなどの充電も行えるため、使い勝手は悪くありません。
Pixel以外を充電する時に注意するべきことがあります。
Pixel Standは30Wの電源アダプターを使用する急速充電に対応していますが、Pixel以外は15Wの出力でしか充電できません。(Pixelでも30W充電できませんが・・・)
そのため、一般的なワイヤレス充電器と同じ性能になってしまうので、あえてPixel Standを使用する意味はないでしょう。
価格が高すぎでは?
繰り返しますが、Pixel Stand 第2世代は「9,570円」です。もう一度言います「9,570円」なんです。
私がPixel Standを使用した感想は、ただのワイヤレス充電器でしかありません。ただのワイヤレス充電器に9,570円はさすがにどうかと思います。
たしかに付属機能が色々あるので、高価になるのでは? とも考えられます。しかしながら、Pixel Standは元々Pixelに搭載されている機能を有効/無効に切り替えているだけで、新機能が増えたわけではありません。
私には9,570円の価値を見出すことができませんでした。
まとめ
約10,000円のワイヤレス充電器なので、一体何ができるのだろうと楽しみにしていました。結果としては、想像以上に普通のワイヤレス充電器でしかありません。
昨今はAnkerが低価格で高品質なワイヤレス充電器を発売してくれています。そのため、わざわざPixel Standを買わなくても、3,000円のAnker製品を買えばいいと思いました。
Googleからストアクレジットを頂いていたので、実質的には無料でPixel Standを使用しています。あまり文句を言うのは避けたいと思いますが、実費なら買わないと思います。
Googleアシスタントでスマートホーム化を考えている人は、GoogleNest Hubを買いましょう!私は2台目ですが、とても良い製品です。
Googleにはもう少し頑張って欲しいと思います。
(Pixel6のアップデート早く!)
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